根津神社
東京十社の一社。
東京大学本郷キャンパスの近く、東京都文京区根津に御鎮座され、古くは「根津権現」とも称された。
太陽暦で1900年近く前に日本武尊様が創祀されたとも伝える古社。
現在の社殿は宝永3年(西暦1706年)の創建で、社殿7棟が我が国の重要文化財に指定されている。
主祭神 須佐之男命様
大山咋命様
誉田別命様
相殿神 大国主命様
菅原道真公
参拝日 平成26年11月16日
日本武尊様が現在の東京都文京区千駄木に創始したとも伝わり、室町時代後期の武将・太田道灌により社殿が造られた。
その後何度かの御遷座を経て、宝永2年(西暦1705年)江戸幕府第5代将軍徳川綱吉が甲府藩主徳川綱豊(後の第6代将軍・徳川家宣)を養子に定め、綱豊が江戸城に移ると、当社が綱豊の産土神とされていたことから、綱豊の元の屋敷地が献納され、そこに「天下普請」と言われる大工事で現在の社殿が造営された。社殿は権現造(本殿、幣殿、拝殿を構造的に一体に造る)の傑作とされている。
「根津権現」の称は明治初期の神仏分離の際に「権現」の称が一時期禁止されたために衰退したが、地元では現在も使われる場合があり、単に「権現様」とも称される。文学作品では「根津権現」として出てくることが多い。
明治時代の東京大学のこの地への移転にともない、門前に形成されていた根津遊郭は廃され、江東区の州崎遊郭へと移転した。
(以下作成中)
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